2. 栄養面

イスラエル国旗
イスラエルのバイオ先端技術から誕生したナンノクロロプシス

「ナンノクロロプシス」の栄養⾯の特⻑

ⅰ)EPA(エイコサペンタエン酸)

EPAは、多価不飽和脂肪酸でイワシやサバなどの⻘⿂に豊富に含まれる必須脂肪酸の一つです。
厚生労働省の「日本⼈の食事摂取基準2010年版」で、EPA+DHAを1日に1g以上摂取するよう推奨しています。EPAは、⿂や海獣を常食とするイヌイットで、脂肪摂取量が多いにもかかわらず⾎栓症や⼼疾患が少ないことから注目された成分で、⾎液をサラサラにして⾎⾏を良くし、高脂⾎症を改善し、虚⾎性⼼疾患を予防する働きがあります。ナンノクロロプシス粉末はEPAを3.5%以上含有しています。

多価不飽和脂肪酸ω3系のエイコサペンタエン酸EPA(20:5 n-3)

ⅱ)パルミトレイン酸

パルミトレイン酸(POA)は、脳内⾎管に入り込める数少ない不飽和脂肪酸のひとつで、脳⾎管を丈夫にし、脳卒中を予防する働きがあります。また、インスリンの感受性を高め、⾎糖値を下げる働きもあります。さらに、肌のバリア機能を高める皮膚の⽼化を防ぐともいわれています。ナンノクロロプシス粉末には3g/100gのパルミトレイン酸を含有しています。
 

ⅲ)葉酸

葉酸は、造⾎作⽤が重要ですが、細胞の生産や再生を助け、体の発育を促進するので赤ちゃんの新しい細胞が作られる妊娠期や授乳期の⺟親にとって不可⽋な栄養素です。葉酸は、通常の食生活では⽋乏することはほとんどないですが、緑⻩⾊野菜やレバーの摂取が少ない⼈や妊娠中の⼥性では⽋乏がみられます。成⼈および高齢者で所要量は1日当たり200μgですが、妊婦においては400μgが必要とされます。ナンノクロロプシス粉末には、他の食品や藻にはみられない2mg/100gもの葉酸を含有しています。 

ⅳ)レシチン

レシチン(ホスファチジルコリン)は、脳や神経組織、肝臓に多く含まれるリン脂質のひとつで、神経伝達物質であるアセチルコリンの元になる物質です。また肝臓の機能を保護する作⽤や脳の機能障害に対する効果が期待されています。ナンノクロロプシス粉末にはレシチンが7.2g/100g含まれています。

ⅴ)β-グルカン

β-グルカンとは、グルコース(ブドウ糖)が科学的に結合して⻑くつながった多糖のうち、グルコース同士の結合がβ型のものをいいます。β-グルカンは消化酵素で分解されないため、元々持っている免疫作⽤が体内で発揮されます。ナンノクロロプシス粉末にはβ-グルカンが2.5g/100g含まれています。

他の藻類との比較

EPA含有量(3.5%以上)、葉酸、パルミトレイン酸の含有量は、他の藻類と比べて格段に多いです。アミノ酸スコアはナンノクロロプシスが概ね100であるのに対し、ユーグレナは90、スピルリナは70です。詳細は別添資料をご参照ください。

<出所> スメーブジャパン資料

ナンノクロロプシスの3つの特長